ORIGIN — COUNTRY / COFFEE

ボリビア

BOLIVIA

南米内陸の国で、栽培面積の96%がラパス県にあり、最大の産地市はカラナビ(1万5千ha超)。アラビカ種のみを作る小規模農家が中心で、棚には農園名や品種名つきの商品が並ぶ。

事実

事実出典階層
ボリビアのコーヒー生産量は 2025/26 年度に 8 万袋(60kg 袋)、豆の輸出は 3.5 万袋と米国農務省は推計する。apps.fas.usda.govL1
ボリビアは 2023 年に 2 万 5 千ha 超でコーヒーを栽培し、生産は 2 万 3600 トン超、平均収量は 1ha あたり 920kg だった。ibce.org.boL2
ボリビアの 2024 年のコーヒー輸出は約 2.5 千トン、1500 万ドル超で、輸出の 99% が未焙煎・カフェイン未除去の豆だった。ibce.org.boL2
ボリビアのコーヒー栽培面積の 96% はラパス県にあり、最大の産地市はカラナビ(1 万 5 千ha 超)である。ibce.org.boL2
米国農務省の推計では、ボリビアのコーヒー生産量は 2000/01 年度の 17.3 万袋(60kg 袋)から 2015/16 年度の 8 万袋へ減り、以後は 7〜9 万袋で推移した。apps.fas.usda.govL1
米国農務省の推計では、ボリビアの豆の輸出量は 2000/01 年度の 11.3 万袋から 2016/17 年度の 2.1 万袋へ減り、2024/25 年度は 4 万袋だった。apps.fas.usda.govL1
ボリビアのコーヒー輸出量は 2021〜2024 年に 1,711・2,506・1,813・2,459 トンで、輸出額は 1,021 万・1,630 万・1,173 万・1,519 万ドルだった。ibce.org.boL2
ボリビアのコーヒー生産は 2018〜2023 年に 7% 増え、ラパス県の生産量は 2018 年 21,194 トン、2023 年 22,654 トンだった。ibce.org.boL2
ボリビアの 2023 年のコーヒー生産量は、ラパス県 22,654 トン、サンタクルス県 583 トン、コチャバンバ県 182 トン、ベニ県 123 トン、パンド県 22 トン、タリハ県 13 トンだった。ibce.org.boL2
2018〜2023 年の集計で、カラナビ市のコーヒーは生産 15,559 トン・面積 15,466ha・収量 1ha あたり 1,010kg、テオポンテ市は 1,940 トン・1,884ha・1,030kg だった。ibce.org.boL2
2018〜2023 年の集計で、サンタクルス県のブエナビスタ市の収量は 1ha あたり 1,150kg、サンミゲルデベラスコ市は 1,250kg で、カラナビ市の 1,010kg を上回った。ibce.org.boL2
ボリビアで栽培されるのはアラビカ種のみで、カラナビ地域ではティピカ(クリオージャ)が最も多く、カトゥアイ(赤と黄)が少量作られる。apthapi.umsa.boL2
全国コーヒー調査(2011〜2012 年)で、生産農家はラパス県 15,925 戸(91.05%)、サンタクルス県 1,092 戸、コチャバンバ県 354 戸、ベニ県 106 戸、タリハ県 8 戸だった。apthapi.umsa.boL2
ボリビアのコーヒーは小規模農家が担い、約 1 万 7 千戸の小規模農家が国内生産の 98% を占め、集荷・輸送・加工などに約 8 千人が関わるとされる。apthapi.umsa.boL2
ボリビアで行われるコーヒーの精製は、湿式(vía húmeda、ウォッシュト)が中心とされ、国のコーヒー政策の資料にもそう記される。apthapi.umsa.boL2
カラナビ地域のコーヒー栽培は、生産者が約 1 万 9 千、面積が約 1 万 7 千ha で国内生産の約 95% を占めるとされる一方、同じ論文の本文では面積が約 1 万 8 千ha で全国推定面積の 80% とされ、数字が割れている。apthapi.umsa.boL2
カラナビ地域のコーヒー生産は、市開発計画(2011〜2021 年)の記述で過去 10 年に 60kg 袋 12 万袋から 8 万袋未満へ下がった。栽培面積は本文で約 1 万 8 千ha(全国推定面積の 80%)、要旨で約 1 万 7 千ha とされ、数字が割れている。apthapi.umsa.boL2
ユンガスのコーヒー輸出は 2000 年に 6,375 トンだったのに対し、2020 年は 3 月までで 456 トンにとどまったと、INE と IBCE の 2020 年の報告として示される。apthapi.umsa.boL2
カラナビ地域では近年コカの生産に力が向かい、園地単位のコーヒー栽培の改善が進まず、地元のコーヒー供給が減ったとされる。apthapi.umsa.boL2
カラナビ地域のコーヒー園は、樹齢 20〜30 年が 80%、15〜20 年と 30〜40 年が各 10% で、収量は精選豆で 1ha あたり 350〜400kg とされる。apthapi.umsa.boL2
ボリビアのカップ・オブ・エクセレンスは 2004・2005・2007・2008・2009 年の 5 回の入賞表が公開されており、入賞は 84 点以上のロットとされる。allianceforcoffeeexcellence.orgL2
ボリビアのカップ・オブ・エクセレンスの 1 位の得点は、2004 年 90.44、2005 年 93.52、2007 年 91.50、2008 年 92.03、2009 年 93.36 点だった。allianceforcoffeeexcellence.orgL2
日本のボリビア産コーヒー生豆の輸入量は、2020 年 89.7 トン、2021 年 79.8 トン、2022 年 109.2 トン、2023 年 40.3 トン、2024 年 62.1 トン、2025 年 75.2 トンだった。coffee.ajca.or.jpL1
ボリビアのコーヒー輸出のうち日本向けは 2021〜2024 年に 90.5・83.9・77.4・87.6 トンで、2024 年の輸出額は 72 万 4,809 ドルだった。ibce.org.boL2

百科

位置と産地

ボリビアのコーヒー栽培面積の96%はラパス県にあり、最大の産地市はカラナビ(1万5千ha超)である(2023年)。2023年の県別生産量は、ラパス県22,654トン、サンタクルス県583トン、コチャバンバ県182トン、ベニ県123トン、パンド県22トン、タリハ県13トンだった。

2011〜2012年の全国コーヒー調査では、生産農家はラパス県15,925戸(91.05%)、サンタクルス県1,092戸、コチャバンバ県354戸、ベニ県106戸、タリハ県8戸だった。

2018〜2023年の集計で、カラナビ市のコーヒーは生産15,559トン・面積15,466ha・収量1haあたり1,010kg、テオポンテ市は1,940トン・1,884ha・1,030kgだった。サンタクルス県のブエナビスタ市の収量は1haあたり1,150kg、サンミゲルデベラスコ市は1,250kgで、カラナビ市の1,010kgを上回った。

生産と品種

ボリビアで栽培されるのはアラビカ種のみで、カラナビ地域ではティピカ(クリオージャ)が最も多く、カトゥアイ(赤と黄)が少量作られる。

ボリビアのコーヒーは小規模農家が担い、約1万7千戸の小規模農家が国内生産の98%を占め、集荷・輸送・加工などに約8千人が関わるとされる。

カラナビ地域のコーヒー園は、樹齢20〜30年が80%、15〜20年と30〜40年が各10%で、収量は精選豆で1haあたり350〜400kgとされる。

精製

ボリビアで行われるコーヒーの精製は、湿式(vía húmeda、ウォッシュト)が中心とされ、国のコーヒー政策の資料にもそう記される。

生産量と輸出の推移

ボリビアの2023年の栽培面積は2万5千ha超、生産は2万3600トン超、平均収量は1haあたり920kgだった。2018〜2023年に生産は7%増え、ラパス県の生産量は2018年21,194トン、2023年22,654トンだった。ただし、同じ国の生産量を袋(60kg袋)で示す米国農務省の推計では、2025/26年度の生産量は8万袋、豆の輸出は3.5万袋で、単位も数字も合わず、資料で数字が割れる。

同じ推計で、生産量は2000/01年度の17.3万袋から2015/16年度の8万袋へ減り、以後は7〜9万袋で推移した。豆の輸出量は2000/01年度の11.3万袋から2016/17年度の2.1万袋へ減り、2024/25年度は4万袋だった。

2024年のコーヒー輸出は約2.5千トン、1500万ドル超で、輸出の99%が未焙煎・カフェイン未除去の豆だった。2021〜2024年の輸出量は1,711・2,506・1,813・2,459トン、輸出額は1,021万・1,630万・1,173万・1,519万ドルだった。

ユンガスのコーヒー輸出は2000年に6,375トンだったのに対し、2020年は3月までで456トンにとどまったと、2020年の報告として示される。

カラナビ地域の数字が割れる点

カラナビ地域のコーヒー栽培は、生産者が約1万9千、面積が約1万7千haで国内生産の約95%を占めるとされる一方、同じ論文の本文では面積が約1万8千haで全国推定面積の80%とされ、数字が割れている。

カラナビ地域のコーヒー生産は、市開発計画(2011〜2021年)によれば過去10年で60kg袋12万袋から8万袋未満へ下がった。栽培面積は本文で約1万8千ha(全国推定面積の80%)、要旨で約1万7千haとされ、ここでも数字が割れる。

カラナビ地域では近年コカの生産に力が向かい、園地単位のコーヒー栽培の改善が進まず、地元のコーヒー供給が減ったとされる。

数字の読み方

この国の数字は、資料ごとに単位と年の区切りが異なる。生産量は、トン(2023年の暦年)で示す資料と、60kg袋・年度(2025/26年度など)で示す資料がある。生産面積は「2万5千ha超」(全国)、「約1万7千ha」「約1万8千ha」(カラナビ地域)、「1万5千ha超」「15,466ha」(カラナビ市)のように、範囲の違う数字が並ぶ。県別の農家数は2011〜2012年の調査、収量は2018〜2023年の集計、樹齢の分布はカラナビ地域に限った数字で、同じ年・同じ範囲の数字ではない。

カップ・オブ・エクセレンス

ボリビアのカップ・オブ・エクセレンスは2004・2005・2007・2008・2009年の5回の入賞表が公開されており、入賞は84点以上のロットとされる。1位の得点は、2004年90.44、2005年93.52、2007年91.50、2008年92.03、2009年93.36点だった。

日本との取引

日本のボリビア産コーヒー生豆の輸入量は、2020年89.7トン、2021年79.8トン、2022年109.2トン、2023年40.3トン、2024年62.1トン、2025年75.2トンだった。ボリビアのコーヒー輸出のうち日本向けは2021〜2024年に90.5・83.9・77.4・87.6トンで、2024年の輸出額は72万4,809ドルだった。

買い方の手引き

棚での見え方

2026年10月2日時点の観測では、ボリビア産は65件・6店です。内訳は焙煎豆42件、生豆16件、焙煎サービス7件で、100gあたりの中央値は焙煎豆1,469円、生豆254円でした。精製の欄に値があるのはナチュラル17件、ウォッシュト15件、ハニー3件、アナエロビック2件です。店の説明文に出る風味の系統は、ストーンフルーツ3件、キャラメル・はちみつ3件、りんご・洋梨、チョコレート、柑橘、ぶどう、スパイスが各1件でした。

商品名の型は、産地名の後に農園名が来る形と、産地名に精製法や焙煎度を続ける形(「ボリビア・イリマニ・ウォッシュト(中煎り)」)が中心です。「Bolivia ○○ Red Bourbon Washed」のように、農園名の後に品種名(レッドブルボン・ジャワ・カトゥーラ・カトゥアイ・ゲイシャ)と精製法を並べる例も見られ、「Washed Anaerobic」のように精製法が重なる表記もあります。先頭に3桁の数字が付く商品名もあります。「完売」「終売」「Private Auction Lot」「100g」などの注記は商品名の頭か末尾に付きます。

日本の輸入統計では、ボリビア産のコーヒー生豆は2020年の89.7トンから2025年の75.2トンの間で、年によって40.3〜109.2トンの幅で動いています。

観測

コピチャ観測所が公開情報から機械収集した商品のうち、この項目に一致するもの。価格は在庫ありの行の最安 100g 換算。

規格別の相場(生豆・商社規格が読める銘柄だけ)

規格銘柄店100g 中央値
ボリビア SHB61—ボードで見る →
ボリビア AA11—ボードで見る →

観測した商品

67銘柄 / 5店 / 在庫あり 6 / 100g中央値 ¥1,474

PHILOCOFFEAボリビア 457 Bolivia Sol de La Manana Caturra¥1,663 /100g在庫あり2026-10-06

ほか37銘柄。