ENCYCLOPEDIA — TERMS

用語

精製・茶種・焙煎度・規格・収穫期など、語彙が閉じた属性の用語を解説し、コピチャ観測所の観測から「いま何件・何店で扱われているか」を結びます。 数値はビルド時の計算です(観測は毎日更新されます)。

精製

6 PROCESS
用語一致商品店
ウォッシュト果肉を機械で取り除き、粘液質を発酵と水洗いで落としてから乾燥させる精製。中米・コロンビア・ケニア・エチオピアの水洗処理場の豆の大半がこれ。日本の店では「ウォッシュド」「Washed」の表記が多く、観測所は「ウォッシュト」にまとめて集計する。67041
ナチュラル果肉を取り除かず、チェリーごと乾燥させてから脱穀する精製。エチオピア・イエメン・ブラジルに多く、精製法としては最も古い基本技術とされる。52043
ハニー果肉を除去したあとミューシレージを残したまま乾燥させる、ウォッシュトとナチュラルの中間の精製。コスタリカで2000年代に広まり、残す量でホワイト・イエロー・レッド・ブラックに呼び分けられる。23625
アナエロビック密閉タンクで酸素を抜いて意図的に行う発酵。ワイン醸造由来の概念で、2015年の世界バリスタチャンピオンシップで注目を集めた。ナチュラル・ウォッシュト双方と組み合わされる。17019
パルプドナチュラルチェリーの皮だけを除去し果肉を残したまま乾燥させる、ブラジル発祥の精製。ウォッシュトとナチュラルの中間に位置づけられ、現地では「セレージャ・デスカスカーダ」と呼ばれる。418
カーボニックマセレーションチェリーを潰さず密閉タンクでCO2に満たして発酵させる手法。ワイン醸造由来の用語で、2015年の世界バリスタチャンピオンシップで注目を集めた。アナエロビックの一種として扱われる。155

茶種

4 TEA TYPE
用語一致商品店
紅茶収穫した茶葉の酸化を最後まで進めてから乾燥させる茶。インド・スリランカ・ケニア・中国などが主産地で、国内の茶葉ECで観測される茶種の中では件数が最も多い。1228209
緑茶収穫後すぐに加熱して酸化を止め、揉んで乾燥させる茶。日本の茶葉ECで観測される茶種の中で紅茶に次いで件数が多く、煎茶・玉露・抹茶・ほうじ茶などの加工品を含む。824204
烏龍茶萎凋のあと做青で葉の縁だけ酸化を進め、途中で酸化を止めて仕上げる茶。福建・広東・台湾が主産地で、酸化の深さと焙煎の有無で香味の幅が広い。177
白茶殺青も揉捻も行わず、萎凋と乾燥だけで仕上げる茶。福建省福鼎・政和が中心産地とされるが、国内の茶葉ECで観測される白茶はネパール・ルワンダ産が中心で件数も少ない。32

焙煎度

0 ROAST

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規格

19 GRADE
用語一致商品店
G1G1は生豆の欠点数とカップ品質で区分する輸出等級のひとつで、エチオピアの商品名表記としてよく使われる。インドネシアにも同名の数字等級があるが、基準となる制度は別。35023
SHB中米の生豆で使われる標高分級の一区分。「一定の標高以上で育った」ことを示す表記で、欠点数やカップ品質の格付けとは別の物差し。19812
AAAAはスクリーンサイズ(豆の大きさ)による生豆の等級で、ケニア・タンザニアをはじめ複数の生産国で最も大きい平豆の等級として定められている。18519
スプレモコロンビアの生豆輸出規格の一つで、コロンビア政府とFNCが定める国家品質基準でスクリーン17を基準に区分される。ふるい分けによる大きさの区分であって、カップ品質の格付けではない。8518
SHG中米の生豆で使われる標高分級の一区分。ホンジュラス・エルサルバドル・ニカラグア・メキシコ等の最上位の区分として使われる表記で、国によって呼び名も閾値も異なる。826
FTGFOP1TGFOPに「Finest」を示す先頭のFが加わった全葉等級で、ダージリンの商品名で最もよく並ぶ表記のひとつ。803
BOP紅茶の砕葉系等級のひとつで、乾燥後の茶葉をふるいにかけて選り分ける階段の中位にあたる。476
No.2ブラジルの生豆分類制度(MAPA規則)で使われる欠点数による等級のひとつ。300gの作業サンプル中の欠点点数で区切られ、Tipo2から始まりTipo1という等級は定義されていない。3916
PBPB(ピーベリー)は大きさの等級ではなく、コーヒーチェリーの中で種子が1粒だけ育つ現象によって生まれる丸い豆の区分。359
SFTGFOP1FTGFOP1の先頭にSが加わった全葉等級で、この記号の階段の上端にあたる。266
CTC紅茶の等級ではなく製法の名称で、萎凋した茶葉をローラーで押しつぶし・引き裂き・巻き上げて粒状に仕上げる。247
G2G2はG1より欠点数の上限が高い区分として説明される輸出等級で、カタログ上はエチオピア産の商品名にほぼ限られる表記。186
TGFOP1FOPにティップ(芯芽)の多さを示すTとGが加わった全葉等級で、末尾の1は同じ記号内の上位区分を示す。153
ABABはスクリーンサイズ(豆の大きさ)による生豆の等級で、ケニアではAAより一段小さい範囲をひとつの等級名にまとめている。タンザニアではA等級とB等級は別々に定められる。144
エクセルソコロンビアの生豆輸出規格の一つで、スクリーン14を基準に区分される。UGQ・EPなどの下位区分があり、輸出許容値は2013年の報告と2016年の決議で異なる数値が示されている。147
FOP紅茶のオーソドックス製法における全葉等級の記号体系の基点で、OPに芯芽(バッド)由来の葉が加わることを示す。113
OP1全葉(フルリーフ)の紅茶等級のひとつで、OPよりも撚れが強く繊細とされる、砕葉系のBOPとは別系統の等級。102
BOPFBOPよりさらに細かく砕いた紅茶の等級で、Dustのすぐ上に位置する。ティーバッグ用途で使われることが多い。42
17/18ブラジルの生豆で使われるスクリーン(ふるい目)によるサイズ表記。欠点数の等級(No.2等)とは別の軸で、19サイズの生産量が少ないため流通する中では最も大きいサイズ帯として扱われることがある。31

収穫期

4 FLUSH
用語一致商品店
ファーストフラッシュダージリンなどで、冬の休眠明けにもっとも早く摘まれる茶の収穫期。生産量は年間の少数派だが、単一の収穫期として商品名の前面に出る。21510
セカンドフラッシュダージリンなどで、初夏に育った葉を摘む二番目の収穫期。マスカテルと表現される香りで語られることが多いが、これは一般的な傾向としての表現。18210
新茶日本茶で、越冬後最初に萌芽した新芽を摘んで作る一番茶のこと。八十八夜を目安に、暖かい産地から北へ向けて摘採が始まる。10024
オータムナルダージリンなどで、雨季明けの10月から11月ごろに摘まれるもっとも遅い収穫期。モンスーン期の摘採に続き、年末にかけて新しいロットが並ぶ。445