CATEGORY — COFFEE
コーヒー豆
コーヒー豆の産地・品種・精製方法・焙煎・抽出に関する記事一覧。スペシャルティコーヒーを中心に、一杯の背景を掘り下げます。
29 ARTICLES
FEATURED
コーヒーの焙煎で何が起きているか — 水分・糖・クロロゲン酸・二酸化炭素・香気成分・アクリルアミドを焙煎度と条件で読む生豆を焙煎すると、水分・糖・クロロゲン酸・トリゴネリン・二酸化炭素・体積と空隙・香気成分・メラノイジン・アクリルアミドがどう動くか。焙煎度・焙煎の速さ・温度・豆の種類などの試験の条件つきで数値を並べ、研究で割れている点も書きました。数値は台帳で原典を確かめたものだけです。
- 深煎りと浅煎り、カフェインが多いのはどっち? — 焙煎度とカフェインの実測を読む
深煎りはカフェインが少ない、いや多い、という逆向きの説明が両方あります。焙煎度別に測った研究では差は誤差の範囲で、桁違いに効くのは品種(アラビカかロブスタか)でした。何が言えて何が言えないかを、出典付きで整理します。
- ブラジルコーヒー入門 — ミナスジェライスの地図と「No.2 17/18」の読み方
「ブラジル No.2 17/18」の No.2 は欠点数、17/18 は粒の大きさで、産地でも品種でもありません。ミナスジェライス州を軸にした産地の位置、規格の 3 つの軸、乾式とパルプドナチュラルの違いを、国内 59 店 420 銘柄の実測とあわせて整理します。
- コロンビアコーヒー入門 — 3つの山脈と「スプレモ」「エクセルソ」の読み方
「コロンビア スプレモ」と「ウイラ ○○農園」は同じ国の豆でも売り方が違います。3 つの山脈と 2 つの川で産地の位置を掴み、産地でも品質でもない「スプレモ」「エクセルソ」の正体を読み、国内 62 店 483 銘柄の実測とあわせて整理します。
- コスタリカコーヒー入門 — ICAFEの産地区分と「ハニー」「マイクロミル」を一枚の地図にする
「コスタリカ タラス ハニー」の産地区分と精製はどちらもICAFE・マイクロミル運動という同じ制度の産物です。産地区分(2025年に8から7へ再編)の位置関係、ハニープロセスの色区分、SHBという標高規格を、国内32店162銘柄の実測とあわせて整理します。
- エルサルバドルコーヒー入門 — パカマラの生まれた国と「SHG」という標高規格を整理する
「パカマラ」は大粒の高級品種という触れ込みで語られがちですが、1958年にエルサルバドルで交配された固有品種です。火山列に沿う産地区分の位置関係と標高規格SHGの読み方を、国内80銘柄・15店の実測とあわせて整理します。
- グアテマラコーヒー入門 — Anacaféの8産地区分と「SHB」という標高規格を整理する
「グアテマラ SHB」の SHB は産地名でも品種名でもなく、標高による等級です。Anacafé の 8 つの産地区分の位置と、火山列・非火山の高地・多雨のカリブ側という 3 つの土台、SHB が示すものを、国内 31 店 282 銘柄の実測とあわせて整理します。
- ホンジュラスコーヒー入門 — IHCAFEの6産地区分と「産地名で語られない」中米最大の生産国を整理する
ホンジュラスは2011年にグアテマラを抜き中米最大の生産国になりましたが、商品名では産地区分より標高等級SHGと農園名、精製で語られます。IHCAFEの6産地区分の位置関係と精製の内訳を、国内86銘柄・24店の実測とあわせて整理します。
- インドネシアコーヒー入門 — マンデリン・トラジャ・ガヨの位置関係と「スマトラ式」を一枚の地図にする
「マンデリン」は国名でも島名でもありません。スマトラ・スラウェシ・ジャワ・バリ・フローレスの産地がどこにあり、なぜインドネシアだけ精製が味を決めるのか、G1 や WIB・AP-1 の規格は何を示すのか。国内 48 店 315 銘柄の実測とあわせて整理します。
- ケニアコーヒー入門 — AA・AB・PBは産地でも品質でもない、県名とファクトリー名の読み方
「ケニア AA」の AA は粒の大きさの等級で、産地の格でも品質の評価でもありません。中央高地の県の位置、農協のファクトリーと農園の違い、ナイロビのオークション、SL28 という品種を、国内 31 店 178 銘柄の実測とあわせて整理します。
- ニカラグアコーヒー入門 — 北部高地3県の位置関係と「SHGとSHB」「ジャバニカ」のつまずきを整理する
「ニカラグア SHB」は実はまれで、主流はSHG(Strictly High Grown)です。北部高地のヒノテガ・マタガルパ・ヌエバセゴビアの位置関係と、パカマラと並ぶ大粒品種ジャバニカという棚の特徴を、国内17店97銘柄の実測とあわせて整理します。
- パナマコーヒー入門 — ボケテとボルカンの位置関係、「パナマ=ゲイシャ」の名前のつまずきを一枚の地図にする
パナマはゲイシャ種の高額落札で知られますが、ゲイシャは品種名でエスメラルダは農園名、パナマという産地名とは別の軸です。バル火山を挟むボケテとボルカンの位置関係、精製ごとの内訳、国内97銘柄の実測価格まで整理します。
- ペルーコーヒー入門 — 北部・中部・南部の産地地図と「有機」「協同組合」の読み方
ペルーの棚は県名より「有機」「協同組合」「農園」という語のほうが目立ちます。北部・中部・南部の3区分で産地を掴み、この産地固有の売られ方と、G1・SHBという等級表記、国内27店102銘柄の実測を整理します。
- ルワンダコーヒー入門 — 商品名の地名の多くはウォッシングステーションの名前、県名ではない
「シンビ」「ムショニ」——ルワンダの商品名によく出るこれらの語は県名や地区名ではなく、水洗処理場(ウォッシングステーション)の名前です。西部キブ湖岸・南部・北部の位置関係、A1〜A3の等級、ポテト臭という欠点を、国内の棚の実測とあわせて整理します。
- タンザニアコーヒー入門 — 「キリマンジャロ」は山の名前、AAはケニアと同じ大きさの等級
「キリマンジャロ」は北部の山の名前で、日本ではタンザニア産コーヒー全体の通称としても使われてきました。北部・南部・西部の位置関係、AA・AB等級とケニアとの違いを、国内25店166銘柄の実測とあわせて整理します。
- イエメンコーヒー入門 — 「モカ」は港の名前、産地名はその先にある
「モカ」はイエメン紅海沿岸の港の名前で、産地名ではありません。モカハラズ・モカマタリという商品名の作り方、段々畑の産地の位置関係、内戦下の輸出、統一等級が無い実情までを国内の棚の実測とあわせて整理します。
- コーヒー豆の保存方法 — 酸化・湿気・冷凍の是非を「劣化の仕組み」から決める
コーヒー豆が劣化する原因は酸素・湿気・光・熱の4つで、速さは温度に強く依存します。「飲み切るまでの日数」で常温密閉・冷凍を使い分ける基準と、冷蔵庫が向かない理由、粉で買うときの注意を整理します。
- コーヒーベルトとは — 中南米・アフリカ・アジア太平洋、三大産地の味の傾向を地図と観測データで整理
コーヒーが育つのは赤道を挟む南北約 25 度の帯「コーヒーベルト」です。標高と気温が決める栽培条件、三大産地(中南米・アフリカ・アジア太平洋)の味の傾向と主要国、国内の専門店でどの産地がどれだけ買えるかを観測データで整理します。
- 発酵系精製の読み方 — アナエロビック・カーボニックマセレーション・酵母添加は何が違うのか
コーヒーの精製はもともと発酵を含む工程です。近年の「発酵系」はそれを密閉タンクで意図的に制御する手法で、アナエロビック・カーボニックマセレーション・酵母添加・果肉戻しの違い、味の当たり外れ、淹れ方の注意、価格の実態を国内店の観測データから整理します。
- コーヒーグラインダーの選び方 — 手挽きと電動、刃の形式、予算別の現実解を観測データで整理
味の再現性に最も効く器具はグラインダーです。刃の形式(コニカル・フラット・プロペラ)と挽き目の均一性が渋みに直結する理由、手挽きと電動の使い分け、予算 5 千円・1〜2 万円・3 万円超それぞれの選択肢を、観測データ(2026-09-04 時点・526 点)から整理します。
- デカフェはどうやって作られるか — 4 つのカフェイン除去法と味への影響、表示の読み方
デカフェは生豆の段階でカフェインを抜いた豆です。水を使う方法(スイスウォーター・マウンテンウォーター)、二酸化炭素を使う方法、溶剤を使う方法(塩化メチレン・酢酸エチル)の仕組みと味への影響、「カフェインレス」表示の基準、国内の専門店での実態を観測データから整理します。
- アイスコーヒーの急冷式と水出し — 味が変わる理由と使い分け
アイスコーヒーが「薄い」「酸っぱい」「香りがない」になる原因は、冷たさによる味覚の変化と、抽出温度・時間・冷却速度の3つで説明できます。急冷式(氷に落とす)と水出し(コールドブリュー)の仕組みを分解し、分量の計算式まで整理します。
- 東南アジアのコーヒー事情 — ベトナム・インドネシア・タイ・ラオス・ミャンマー・東ティモール・フィリピンの現在地
世界第 2 位の生産国ベトナムから、スペシャルティで台頭するタイ・ミャンマーまで。東南アジア 7 か国の生産規模・品種・精製・味の傾向と、国内の専門店でどれだけ買えるかを観測データで整理します。「kopi」という言葉の由来も。
- スペシャルティコーヒーとは何か — 定義・カッピングスコア・流通の仕組みと、「名乗るだけ」を見分ける方法
スペシャルティコーヒーは「カッピングで 80 点以上」という評価の枠組みと、農園まで辿れる流通の両方を指す言葉です。点数の付け方(SCA 方式)、Q グレーダー、カップ・オブ・エクセレンス、ダイレクトトレードの意味と、国内の専門店で「スペシャルティ」と名乗る銘柄の実態を観測データで整理します。
- コーヒーの焙煎度8段階ガイド — ライトローストからイタリアンローストまで
浅煎り・中煎り・深煎りの中身は8段階。ライトからイタリアンまでの焙煎度ごとの酸味・苦味の変化と、産地・精製との組み合わせ方、豆選びへの活かし方を整理します。
- ハンドドリップの変数を分解する — 挽き目・湯温・注ぎの3要素で味を再現する
ハンドドリップの味は「挽き目・湯温・注ぎ」の3変数でほぼ決まります。まず固定すべき基準値と、味がずれたときにどの変数を動かすかの調整手順を整理します。
- コーヒーの品種入門 — アラビカとロブスタ、その先のティピカ・ブルボン・ゲイシャ
コーヒーの味を決めるもう一つの要因「品種」。アラビカとロブスタの違いから、ティピカ・ブルボン・ゲイシャなど栽培品種の系統まで、地図になる知識を整理します。
- エチオピアコーヒー入門 — イルガチェフェ・シダモ・グジの違いを整理する
コーヒー発祥の地エチオピア。イルガチェフェ・シダモ・グジなど産地名の関係と味の違い、精製による飲み分け、選び方までを一枚の地図として整理します。
- コーヒーの精製方法とは? ウォッシュト・ナチュラル・ハニーの違いを整理する
コーヒー豆の味を大きく左右する「精製(プロセス)」。ウォッシュト・ナチュラル・ハニープロセスの工程の違いと、味への影響をわかりやすく整理します。