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茶葉
茶葉の産地・品種・製法・淹れ方に関する記事一覧。緑茶・紅茶・烏龍茶など、茶の世界を横断して紹介します。
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紅茶・烏龍茶の香りはどこで生まれるか — 配糖体・萎凋・做青・酸化・乾燥を成分と試験の条件で読む紅茶と烏龍茶の香りを、葉に蓄えられた配糖体、萎凋・揉捻・做青・酸化・乾燥の各工程、品種、虫の食害、淹れる湯の温度に分けて、成分名と試験の条件つきで並べました。品種ごと・産地ごとの香気成分と閾値の表、研究で割れている点、台帳で見つからなかった点も書いています。
- 茶の覆い(被覆栽培)で何が起きているか — 玉露・かぶせ茶・碾茶を光・温度・成分で読む
玉露・かぶせ茶・碾茶は、摘む前に茶園を覆って光をさえぎる茶です。覆いの期間と遮光率、テアニンとカテキンの動き、クロロフィルと覆い香、覆いの下の温度、収量や樹勢への影響、碾茶の作り方を、品種と遮光率などの試験の条件つきで並べ、割れている点も書きました。
- ミルクで煮出すチャイを研究で読む — 茶葉・時間・ミルク・煮詰め・水・香辛料・砂糖で何が変わるか
同じ茶葉と同じ手順のつもりでも、家のチャイは店の味にならないことがあります。パキスタンの地元の作り方(水が少なく乳が多い)、水牛乳と紅茶用クリーマー、茶葉の粒、煮出す時間、ミルクのたんぱく質と脂肪、煮詰め、水、香辛料、砂糖について、研究で確かめられていることと、まだ確かめられていないことを分けて並べました。
- 茶の製法で何が起きているか — 緑茶・紅茶・烏龍茶・白茶・黄茶・プーアル熟茶を工程と成分で並べる
同じ茶の木の葉から、緑茶も紅茶も烏龍茶も作られます。違いを生むのは、酵素を止める加熱、萎らせる、揉む、酸化させる、積んで発酵させる、焙煎する、といった工程の組み合わせです。工程ごとに成分に起きることを試験の条件つきで並べ、まだ確かめられていない点も書きました。
- 紅茶のカフェインは産地で違う? — アッサムの中でも 2.5 倍、成分表の 30mg は 6 産地の代表値
「アッサムはカフェインが多め」は本当か。日本の食品成分表の紅茶の値(100mL あたり 30mg)は 6 産地をまとめた代表値で、産地別の数字ではありません。アッサム 32 点を測った研究では同じアッサムの中で 2.5 倍の幅があり、アッサム種のほうが少なかったという研究もあります。一杯あたりの量を動かすものを整理します。
- 和紅茶はどれくらい作られている? — 国の統計に残る 1926〜2006 年と、その後の空白
国産紅茶(和紅茶)の生産量を、農林水産省の作物統計で読みます。1955 年の 8,525 トンを頂点に、輸入が自由化された 1971 年に 23 トンへ。2006 年の 15 トンを最後に国の統計から数字が消え、いまは県の団体の発表でしか分かりません。輸入量や荒茶全体との比べ方、紅茶用の品種、国内の棚の数も並べます。
- 玉露は何℃で淹れる? — 40℃・50℃・60℃で出る成分を実測で読む
玉露は 50〜60℃で、という目安の根拠を、温度別に茶の成分を測った実測(20〜90℃)で読み直します。旨みのテアニンは 50℃でも半分以上出る一方、渋みのエステル型カテキンは 20% 台にとどまる。40℃はどう位置づくか、時間を延ばすと何が起きるかを整理します。
- アッサム紅茶入門 — ブラマプトラ川の低地とセカンドフラッシュの読み方
アッサムは「アッサム種」という品種名でもあり「アッサム州」という産地名でもある紅茶です。ブラマプトラ川沿いの低地という地図、セカンドフラッシュという収穫期の読み方、CTCとオーソドックスの製法の違い、国内の棚の実測データをあわせて整理します。
- 鹿児島茶入門 — 知覧茶と霧島茶の違い、頴娃・志布志との位置関係と「知覧茶」の名前を読む
「鹿児島茶」は県単位の呼び名、「知覧茶」は南九州市が2017年に統一した産地ブランド名、「霧島茶」は霧島市周辺の産地名で、同じ県内の別の産地です。知覧・頴娃・霧島・志布志の位置関係と名前のつまずきを、国内175銘柄・26店の実測とあわせて整理します。
- ネパール紅茶入門 — ダージリンと国境を接する丘陵と「新茶」という商品名
ネパールの紅茶は、平地ジャパのCTCと山地イラムなどのオーソドックスに分かれます。かつてダージリン紅茶として扱われた歴史、「新茶」という商品名の転用、収穫期と等級の違い、国内の棚の実測データを整理します。
- 静岡茶入門 — 牧之原・掛川・川根・本山の位置関係を大井川・安倍川・天竜川で読む
「静岡茶」は県の総称で、商品名には牧之原・川根・本山のような地名や「深蒸し」という製法が並びます。大井川・安倍川・天竜川が刻む産地の位置関係と名前のつまずきを、国内53店・148銘柄の実測とあわせて整理します。
- スリランカ紅茶入門 — 標高が分ける7つの産地とクオリティーシーズンの読み方
スリランカの紅茶は標高で分かれる7つの産地区分と、産地ごとに時期がずれる「クオリティーシーズン」という旬の読み方で選べます。「セイロン」という名前の成り立ちと国内の棚の実測データをあわせて、買うときに何を見るかを整理します。
- 宇治茶入門 — 和束・南山城・宇治田原・京田辺・山城の位置関係を木津川・宇治川で読む
「宇治茶」は宇治市産という意味ではなく、2004年に京都府茶業会議所が定めた名称です。和束・南山城・宇治田原など京都府南部の産地の位置関係と名前のつまずきを、国内89銘柄・41店の実測とあわせて整理します。
- 紅茶の等級(グレード)の読み方 — OP・BOP・FOP・CTC は「品質」ではなく「葉の大きさ」
紅茶のパッケージに並ぶ OP・FOP・TGFOP・BOP・CTC の記号は、味の良し悪しではなく葉の形と大きさの分類です。記号の組み立て方、産地ごとの慣習、葉の大きさと抽出時間・飲み方の関係を整理し、買うときに何を読めばよいかをまとめます。
- 水出し緑茶の科学 — 低温抽出で甘みが出る理由と、煎茶・玉露・ほうじ茶の分量
緑茶を冷水で淹れると甘く感じるのは、旨みのアミノ酸は低温でも溶け出す一方、渋みのカテキンと苦味のカフェインは温度が低いほど出にくいからです。仕組みと、煎茶・深蒸し・玉露(氷出し)・ほうじ茶それぞれの分量と時間を整理します。
- アイスティーの白濁(クリームダウン)と、急冷式・水出しの使い分け
アイスティーが白く濁る現象はカフェインとタンニン系成分が冷えて結びつくことで起き、味も渋くなります。濁らせない条件(茶葉の選び方・濃さ・冷却の速さ・水)と、急冷式・水出しそれぞれの分量・時間を整理します。
- 日本の茶産地マップ — 静岡・鹿児島・宇治・八女・狭山・嬉野の個性を「蒸し・覆い・炒り」で読む
日本茶の産地の違いは、品種より製法の傾向(深蒸しか普通蒸しか、覆いをするか、釜で炒るか)に表れます。主要産地の特徴と代表銘柄、国内の茶葉 EC でどの産地がどれだけ買えるかを観測データで整理します。
- 白茶入門 — 白毫銀針と白牡丹、「萎凋と乾燥だけ」の最小限の製法が生む味
白茶は六大茶類の中で最も工程が少ないお茶です。摘んだ葉を萎らせて乾かすだけで、揉まず、炒らず、意図的な酸化も止めない。白毫銀針・白牡丹・寿眉の違い、味の特徴、淹れ方(湯温と時間)、年を経た白茶の楽しみ方、国内でどれだけ買えるかを整理します。
- ダージリンは「座標」で買う — 22茶園×3収穫期の実測マップ
ダージリンは銘柄名ではなく、茶園×収穫期の座標で選ぶ紅茶。国内で買える22茶園・64銘柄を機械集計した実測マップと、同じ茶園で値段が3.3倍変わる理由。
- 烏龍茶入門 — 酸化度のグラデーションで選ぶ台湾茶・中国茶
烏龍茶は「半発酵」というひとつの名前に収まらない、酸化度8%前後から60%までのグラデーション。文山包種から鉄観音、東方美人まで、軸を持って選ぶための入門ガイド。
- 煎茶・玉露・抹茶の違い — 「覆い」が決める日本茶の個性
煎茶・玉露・抹茶はすべて同じ緑茶。違いを生むのは収穫前に茶園を覆う「被覆栽培」の日数と、その後の加工です。旨み成分テアニンの仕組みから淹れ方まで整理します。
- 紅茶の産地入門 — ダージリン・アッサム・ウバ・キームンの飲み分け
世界三大銘茶と呼ばれるダージリン・ウバ・キームンにアッサムを加えた主要産地の味の違いを整理。収穫期(クオリティーシーズン)の読み方と選び方まで。
- お茶は6種類しかない — 緑茶・白茶・黄茶・青茶・紅茶・黒茶の分類を理解する
世界中の膨大なお茶は、製法(酸化発酵の度合い)によって6種類に分類できます。六大茶類の考え方を押さえれば、茶の世界の全体地図が一気に見通せます。